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2017/10/02

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日本女子フットサルリーグが開幕し、育成・強化の両面で進む日本の女子フットサル界。 一般財団法人日本フットサル連盟の小倉純二会長が語る今、そして未来への展望とは?

フットサル女子日本代表は、2015年に開催された「AFC女子フットサル選手権マレーシア2015」で準優勝の好成績を収めており、また、2017年の今年、9月16日(土)からトルクメニスタンで開幕している「第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ」では3連覇を目指すなど、アジアでの活躍が期待されています。

その一方で、国内でも2016年に日本女子フットサルリーグが開幕し、フットサルに関わる女子選手や代表チームの強化に向けてスタートを切っています。
今回は、そんな女子フットサル界の現在、そして未来について、一般財団法人日本フットサル連盟の小倉純二会長に話を伺いました。

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競技力や認知度向上のために開幕した日本女子フットサルリーグの位置づけや魅力とは?

――これまでにも女子フットサルには地域リーグがあり、その頂点を決める地域女子チャンピオンズリーグも行われてきました。それとは別に、日本女子フットサルリーグを立ち上げられたきっかけを教えてください。

フットサル日本女子代表は、2015年9月にマレーシアで開催された「AFC女子フットサル選手権マレーシア2015」において、決勝戦でフットサルイラン女子代表に1-0で敗れる大変悔しい経験をしました。そのような思いもあり、全国9地域で女子フットサルの年間リーグを実施してきたのですが、今後、アジアや世界で代表チームが勝ち続けるためには全国的な女子リーグによる強化が必要と考えて、日本女子フットサルリーグの設立を進めてきました。
 
――2016年に創設された日本女子フットサルリーグは、初年度にはプレ大会が開催されました。そして今年の5月には正式なリーグ戦をスタートしましたが、参加チームはどのようにして決定されたのでしょうか。

参加チームは、全国から公募しました。初年度には10チームから応募があり、その中から競技力など様々な面を審査し、また、ヒアリングもおこない、2016年度は6チーム、2017年度はさらに1チームを加えて7チームとしました。
参加にあたっては、クラブ自体の準備が整っているだけではなく、クラブが所属する地域のサッカー協会やフットサル連盟からのサポート、自治体から支援を受けられることも不可欠な要素となります。そういう面でもう少し準備が必要なチームもありました。

――将来的にはチーム数の増加なども考えられているのでしょうか。

理想は12チームですが、シーズンを通してリーグ戦を開催するので、参戦するチームが多方面から様々なサポートを得て、相応の準備ができている必要があります。そこで、近い将来には、まず10チームほどに増やすことを目指し、継続的にリーグ戦を開催していければと考えています。

――女子のフットサルならではの面白さや見どころなどがあれば教えてください。

女子フットサルは、年々、確実にレベルが向上してきていると感じています。その中で、若い選手たちがどんどん出てきています。以前、なでしこリーグでプレーをしていた選手も参加していて、フットサルでもポテンシャルの高さを発揮していました。そういったところが女子フットサルの魅力です。

――今後、日本の女子フットサルの認知度を向上させるためにはどのような取り組みを考えられているのでしょうか。

日本フットサル連盟としては、彼女たちの魅力あふれるプレーを、より多くの人たちに観戦してもらうためにも、トップチームにFリーグチームあるクラブはFリーグと同じ会場で試合を開催したり、地元の人たちと協力して試合の合間にイベントを企画したりしています。今後、より多くの情報を発信していければと考えています。

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女子フットサルの育成・強化、そして未来について

――9月には「第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ」が開催されますが、これまで日本女子代表は直近の過去2大会で優勝しています。日本の女子フットサルの未来には、どのような期待をされていますか。

フットサル日本女子代表は、「第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ」に3連覇を目指して挑みます。ここでぜひ優勝してもらいたいと期待しています。
アジアの女子フットサルのレベルは確実にあがってきています。シーゲームスと呼ばれる東南アジア競技大会ではタイ女子代表が優勝しています。2015年のAFC女子フットサル選手権ではイラン女子代表が優勝しています。もはやどの国と戦っても簡単には勝たせてくれないと思います。

――最後に、日本女子フットサルリーグの今後のビジョンについて教えてください。

2015年にはじめて各国女子代表によるアジア選手権が開催されたように、アジア全体では女子フットサルの競技人口が確実に増えてきています。日本は、まずアジアの大会で上位の常連国になれるように、どの試合もきちんと戦い抜くことが必要だと思っています。そういった積み重ねが、日本全体へのフットサルの普及にもつながるのだと考えています。
環境面では、日本国内にはフットサルをプレーできる体育館やアリーナが不足していますが、バスケットボールやハンドボールなど、他のインドアの競技団体とも協力しながら自治体を動かすことができれば、フットサルを取り巻く環境も変わってくると考えています。そのためにも、日本女子フットサルリーグという、日本女子フットサル界のトップリーグがあることは大切なことです。今後さらに環境が変わっていけば、フットサルをプレーしたいという女性も増え、様々なチームが活性化していきます。女子フットサル選手にとって魅力のあるリーグにするべく、日本女子フットサルリーグを育てていきたいです。

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