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2018/02/23

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サッカーやフットサルにはないアクロバティックかつダイナミックなプレーの連続。王者・東京ヴェルディBSが伝えるビーチサッカーの魅力とは?

まだまだ寒い日が続きますが、やがて到来する暖かい季節に向けて今から注目しておきたい競技の一つがビーチサッカーです。ビーチサッカーといえば、砂浜で楽しむサッカーというイメージがあるかもしれませんが、最近では、人工の砂浜によるレジャー施設、またはビーチサッカーコートが併設されたフットサル施設もオープンするなど、プレーする環境も広がりをみせています。

ビーチサッカーは、フットサルと同様に5人制で、ピッチサイズは国際サッカー連盟(FIFA)のビーチサッカー競技規則に沿って、幅(ゴールライン)が26mから28m、長さ(タッチライン)が35mから37mと定められています。つまり、フットサルのピッチより幅が広く、短いピッチが使用されます。そして特筆すべきは、砂の深さが40㎝以上であること。この砂によって、ビーチサッカー特有のプレーが生み出されるのです。

今回、j-futsalは、東京都渋谷区にオフィスを構え、立川市をホームグラウンドとして活動するビーチサッカーチーム・東京ヴェルディビーチサッカーチーム(以下、東京ヴェルディBS)が1月20日(土)に東京都立川市立飛のタチヒビーチで開催した「ビーチサッカークリニック(協賛ヴィクトリア)」を取材しました。そこで、ビーチサッカー日本代表の河合雄介選手と大場崇晃選手は、ビーチサッカーならではのプレーについてこんな話をしてくれました。

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難しい技だからこそ、夢中になって取り組むことができる

「ビーチサッカーは浮き球を使ったアクロバティックな技が多い競技だと思います。オーバーヘッドキックが得意な選手も多いので、見ているだけでも楽しめると思います。」(河合雄介選手)

「浮き球の処理は、ビーチサッカーでは身につけておかなければならない基礎技術です。浮き球を使うことによって、よりスムーズに攻撃が展開できます。特にキーパー(ゴレイロ)からのスローをそのまま浮き球で処理して、オーバーヘッドキックで決めるようなシーンが多く見られます。」(大場崇晃選手)

砂浜のピッチは柔らかくデコボコです。しかもプレーによってピッチコンディションが常に変化するのもビーチサッカーの特長です。グラウンダーのパスは強弱のコントロールも難しく、イレギュラーしてしまうこともしばしば。そのため、より正確にボールを繋ぐためには浮き球のパスが有効になります。トラップやキックの基礎技術の正確さはもちろんのこと、ボレーシュートやオーバーヘッドキックなどの高度な技術も必須のテクニックとして選手に要求されるのです。この日のクリニックでは、参加者も東京ヴェルディBSの選手たちの指導を受けてオーバーヘッドキックに挑戦していました。柔らかい砂の上なので恐怖心も少しは和らぐかもしれませんが、「結構痛い!」と声を挙げながら、夢中になって挑戦している姿が印象的でした。

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大場崇晃選手は、参加者に丁寧にアドバイスをしながら、ダイナミックなオーバーヘッドキックを披露するなど圧巻のパフォーマンスでした。
「僕も、初めは純粋に『ビーチサッカーは楽しい!』というところから入りました。子どものときに初めてサッカーをやったときの楽しさと同じですね。オーバーヘッドキックは難しいのですが、だからこそ子どもの頃のように夢中になれるんですよね。」(大場崇晃選手)

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華麗でアクロバティックな技とダイナミックな展開の試合が楽しめる

東京ヴェルディBSは、2017年2月にチームの活動をスタート。同年、12チームが参加した「第4回 関東ビーチサッカーリーグ」で負けなしの11連勝でリーグ優勝を飾り、9月には「第12回全国ビーチサッカー大会」で6戦無敗で全国制覇を果たすと、10月の「第3回Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」も全勝優勝。ビーチサッカーの主要3大会で完全優勝を果たし三冠を獲得しました。

「ビーチサッカーの試合は一試合で70本から80本、多い試合では100本ほどのシュートシーンが見られるので観戦していて飽きることがないと思います。BGMも流れていますし、サッカーやフットサルとはまた違った雰囲気も楽しめると思いますね。」(河合雄介選手)
ビーチサッカーのアクロバティックな技とダイナミックな展開を楽しみに、ぜひ会場に足を運んでもらいたいと河合雄介選手と大場崇晃選手は声を揃えます。

ビーチサッカー日本代表でキャプテンも務めた茂怜羅(モレイラ)オズ選手兼務監督は、2018年シーズンの向けて意気込みを語ってくれました。
「来日して11年経ちますが、昨年度はビーチサッカーチームで一年間通して活動することができました。運営面など大変なことを乗り越えながら、三冠達成という結果も残せたし、すごく充実したシーズンでした。今年は選手の入れ替わりもありますが、練習環境は整っているし、周囲からも期待されています。2年連続の三冠達成を目標にするのはもちろん、ビーチサッカークラブ世界選手権への出場を叶えて、世界で結果を残したい。そうすることで日本のビーチサッカー界を盛り上げていきたいです。」

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クリニック後のセレモニーでは、翌日(1月21日)が誕生日の茂怜羅オズ選手兼務監督のバースデーを祝うサプライズもありました。この日の午後には子どもたちのチームを交えたバーベキュー大会も行われ、その様子を笑顔で見守っていた茂怜羅オズ選手兼務監督。最後に日本のサッカー少年たちに向けて、こんなメッセージをもらいました。
「みんなをサポートしてくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、夢を叶えるために努力をし続けてください。私たちも頑張っていますので、ぜひビーチサッカーを見に来てください。」

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