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2018/12/21

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「参加者がちょうどよいと感じるイベントを」 ~キャプテン翼スタジアム南与野から~

“おじさんカップや“どへたカップ”など、ユーモラスなネーミングのフットサル大会を仕掛けているのが、キャプテン翼スタジアム南与野(さいたま市)です。

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参加者がちょうどよいと感じるイベントを作る

「もともと、“おじさんカップ”の以前にO-30(30歳以上)のフットサル大会をやっていました。人気のあるイベントで多くの方に参加していただいていたのですが、続けていると参加者の年齢層も上がってきますので、5、6年前にO-40(40歳以上)も設けようという話しになったのです。」

“おじさんカップ”が始まった経緯を話してくれたのは、キャプテン翼スタジアム南与野の齊藤翼さんです。

施設がオープンしたのは、「2002FIFAワールドカップ日本/韓国」が開催された年。さいたま市は、浦和レッズのホームタウンであり、サッカー人気の高い町です。Jリーグが誕生した1993年に中学生だった世代は間もなく40代を迎えます。参加者が年齢を重ねる中で、もっとゆったりとした雰囲気の中でフットサルを楽しみたいとのニーズも生まれ、その想いに応えるべく “おじさんカップ”はスタートしました。

「“おじさんカップ”というネーミングは、他の施設にないインパクトのあるものにしたかったのでこだわったところです。これまでのO-30大会との差別化も考えて、遊び心を取り入れてみました。」ネーミングといえば、他にも初心者を対象とした“どへたカップ”が好評のようです。

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キャプテン翼スタジアム南与野の齊藤翼さん

“おじさん”だけではなく、家族も楽しめる遊びの場所

12月の“おじさんカップ”が行われたのは2日の土曜日でした。“おじさんカップ”は11時から始まります。その理由を齊藤さんはこのように説明してくれました。

「9時だと早すぎるし、午後だと遅すぎるんですね。11時というのは、家族みんなで来て、フットサルが終わったらそのまま遊びに行くにはちょうどよい時間だと思います。実際に子どもを連れて来る方も多いんですよ。“おじさんカップ”の参加者の方々は家族連れで参加する方に対して理解があるので、試合の合間に子どもたちはコートに入ってボールを蹴ることもできます。お父さんにはフットサルだけでなく、子どもとの楽しいひとときもこの場所で過ごしてもらえればうれしいです。」

キャプテン翼スタジアム南与野は、高台にクラブハウスがあり、階段を降りたところにコートがあります。階段の降り口には小さな水の流れがあり、「暖かい時期になると、子どもたちはザリガニ釣りをして遊んでいるんですよ」と齊藤さん。クラブハウスのバルコニーから小さな子どもの「お父さぁん、がんばれぇ!!」という声も聞こえてきました。

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イベントは様々な年齢やニーズに合わせたものが用意されている。

個人参加のイベントから新しいコミュニティを生み出す

「この施設もオープンして10年以上が経過しますが、本当に多くのお客様に利用していただく中で、フットサルのチームはいつまでも続くものではないと感じました。メンバーの皆さんの年齢は上がりますし、転勤があれば生活スタイルも変わります。となると、同じイベントを続けていても、いつの間にか参加チームのニーズに合わなくなってしまうことがあります。その意味で、これからは個人をターゲットにしたイベントも重要だと感じます。近年は新しいチームをつくって活動しようとする人たちがそれほど多くありません。他のコートで活動している既存のチームは活動のベースがあるので、この場所にはなかなか流れてきません。個人のフットサルで集客をして新しいコミュニティを生み出すことも今後はより必要になるだろうと思います。」

ネーミングも含めて次のイベントの構想を考えているという齊藤さん。今後も“おじさんカップ”や“どへたカップ”に続くユーモアがあり、時代のニーズに応えるフットサルイベントの登場に期待したいと思います。

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参加チームのオールドシーズンの皆さん。

参加者コメント

オールドシーズン・金野悟さん
このチームは会社の仲間を中心に、それぞれの高校時代の同級生を呼んだりして続けています。平均年齢は45から46歳です。ここの大会には10年前から参加しています。当時は30代だったので楽にプレーできましたけれど、どんどんきつくなってきましたね(笑)。でも、まだまだ大丈夫ですよ! みんな家族もあるので、こういうの(フットサル)がないと、なかなか集まることもないので、みんなに会うきっかけにもなっています。

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参加チームのリバイスの皆さん。

リバイス・藤田直和さん
チームのメンバーは、仕事のつながりもあれば、地元の友達もいます。さいたま市が中心ですが都内から来るメンバーもいます。“おじさんカップ”に参加するようになって、もう5年ぐらい経ちます。ほかの大会では勝てなくなったので、おじさんだけを集めたカテゴリーならなんとかなるかなと思って――自分たちもおじさんですけどね(笑)。でも、僕達にはちょうどよいレベルなので楽しんでいます。メンバーは10人ぐらいで、みんな子どもが大きいので自分の時間が持てますから参加率は高いですよ。フットサルのあとは飲み会です!みんなと集まる手段のひとつとして“おじさんカップ”に参加しています。